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見て触って乗って 歴史おさらい 「探検! 体験! 江戸東京」 (1/3ページ)

2015.1.5 10:45

「江戸両国橋夕涼大花火之図」歌川国虎/画_19世紀前半(1月6日~2月1日展示、提供写真)

「江戸両国橋夕涼大花火之図」歌川国虎/画_19世紀前半(1月6日~2月1日展示、提供写真)【拡大】

  • 「紙布の裃」(鮫小紋)19世紀前半(提供写真)
  • 体験乗り物(リンタク、提供写真)

 【アートクルーズ】

 江戸開府(1603年)頃から昭和中期(1950年代)までの江戸、東京の歴史を子供にも分かりやすく紹介する特別展「探検! 体験! 江戸東京」が、江戸東京博物館(東京都墨田区)で開かれている。家族連れで、教科書にも出てくるような身近な史料を見たり、体験したりしながら、日本史をおさらいするのも楽しい。

 34万点にも及ぶコレクションをもつ江戸東京博物館。常設展では数千点を展示して、少しずつ展示替えをしているが、1回の入場ではなかなか消化しきれないだけのボリュームがある。

 今回の展示物は約320点とコンパクト。遠山の金さん、樋口一葉(イラスト)の2人が案内役で、極力、難しい言葉を使わないで解説している。

 大きな2本の柱は、将軍の都・江戸と天皇の都(帝都)・東京の歴史を学んでもらうことと、庶民の暮らしや先人の知恵を知ってもらうこと。

 例えば武士の決まり事「武家諸法度」や、上水道や消防組織の史料、「越後屋呉服店」「両国の花火」「歌舞伎」を描いた浮世絵、オランダからもたらされた医学を書き表した「解体新書」など教科書でもなじみのある史料を展示して、100万人都市・江戸の歴史を紹介。

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