サイトマップ RSS

真意求め思考が回りだす しりあがり寿「絵画のぞんざいな回転について」 椹木野衣 (2/5ページ)

2015.1.26 11:50

しりあがり寿「絵画のぞんざいな回転について」作品=2015年1月19日(原圭介撮影)

しりあがり寿「絵画のぞんざいな回転について」作品=2015年1月19日(原圭介撮影)【拡大】

  • しりあがり寿「絵画のぞんざいな回転について」つぼの絵(提供写真)
  • しりあがり寿「絵画のぞんざいな回転について」単独で回転する作品=2015年1月19日(原圭介撮影)
  • しりあがり寿「絵画のぞんざいな回転について」回転する作品群=2015年1月19日(原圭介撮影)

 意図的か不本意か

 そんなことを言われれば、美術批評家としてはぜひとも「真意」を確かめたくなるではないか。というわけで先日、早速足を運んできた。そのときの会場の様子は、いま紙面にレイアウトされているとおりだ。みなさん、その真意について、どう思いますか?

 だが真意など、私が訪れた時点で、もうとっくに失われていたのかもしれない。というのも、入り口に貼られていたハガキのうえから、本人の手でタイトルに×が引かれ、代わって「ぞんざいな回転」と書かれていたからだ。つまり本展は、案内のハガキを出し終えてからタイトルが変わってしまったという、きわめて稀(まれ)な展覧会なのだ。

 私は考えた。これは意図的なものなのか。それとも不本意な変更なのか。もしも前者だとしたら、来場者は会場に来て初めて「絵画の存在とその展開について」と名付けられた個展の真意が、たんに一枚の同じ絵をめぐる「ぞんざいな回転」に過ぎなかったことに気付くことになる。

「絵画の存在とその展開について」探求した結果

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ