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【サッカー】アジアカップ敗退 残酷な結末 エース呆然 (2/4ページ)

2015.1.28 10:20

6人目でPKを外し、香川真司は呆然とピッチに座り込んだ=2015年1月23日、オーストラリア・シドニー(中井誠撮影)

6人目でPKを外し、香川真司は呆然とピッチに座り込んだ=2015年1月23日、オーストラリア・シドニー(中井誠撮影)【拡大】

  • 香川真司のPKは左隅へ飛んでGKの手を逃れたが、無情にもポストをたたいた=2015年1月23日、オーストラリア・シドニー(中井誠撮影)
  • もうひとりのエース、本田圭佑(けいすけ、右)もPKを外し、天を仰いだ=2015年1月23日、オーストラリア・シドニー(ロイター)
  • 泣き崩れる香川真司を慰めるハビエル・アギーレ監督。自らの去就も不透明だが=2015年1月23日、オーストラリア・シドニー(共同)

 誰に慰められても、顔をあげることができない。UAEの選手らも香川を励ましに集まり始めた。試合で日本を苦しめ続けたUAEの10番、O・アブドゥルラフマンはひと際長く、香川の頭に手を置き、何事か話しかけ続けていた。

 同じシーンは何度も見たことがある。前回のアジア杯準決勝では、日本がPK戦で宿敵韓国を下した。歓喜の輪に遠藤保仁(やすひと、34)は加わらず、最後の代表100試合目を飾れなかった韓国のエース、朴智星を慰めていた。4年前の女子W杯決勝では、なでしこジャパンが米国をPK戦で下し、被災地に送る悲願の初優勝を果たした。このときも宮間あやは、米国選手の一人一人を抱擁していた。

 日本の選手が外国選手を慰めるシーンを誇らしげに見つめてきたが、逆となると、ほのぼのもしていられない。いつまでも涙が止まらない日本のエースのメンタルは大丈夫か、と心配になってしまうのだった。

 ≪魅力的だが「勝てないサッカー」再び…≫

 「責任を感じる」「申し訳ない」と繰り返した香川と対照的な表情をみせたのは、PK戦の1番手で失敗したもう一人のエース、本田である。

本田圭佑「これがずっと(映像で)残っていくのは悔しい」

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