ボール確保もままならない
白球を手に、ロッテの林信平球団本部長とともに報道陣のカメラの前に立った。プロ入団から10年以上、お世話になった古巣のロッテが1月5日、ニュージーランド野球連盟への支援を表明してくれた。
メディア発表の場で100ダースのボールを寄付していただき、今後も用具の提供などで活動をサポートしてもらえることを約束してくれた。将来的には秋季キャンプでニュージーランド代表の若手選手を受け入れてくれるなど人的交流も考えてくれるという。
ニュージーランドだけでなく、野球の途上国ではボールの確保すらままならないのが現状だ。日本のプロ野球が公式戦や練習で使用した後でも、まだまだ使えるボールがたくさんある。球団が使用しなくなったボールを、選手らの出身校やクラブチームに贈ることもあるようだが、その一部をもらえることは本当にありがたい。