本人いわく「始まりのところで終わる。見ている人が作品の中心に来るようにした」。こうした循環は、「世界(地球)の循環」も表している。(原圭介、/SANKEI EXPRESS)
■Gabriel Orozco 1962年、メキシコ生まれ。メキシコシティの国立美術院で学ぶ。1993年、ニューヨーク近代美術館で初のプロジェクト展。以降、国内外の美術展、国際展に出品。現在、ニューヨーク、パリ、メキシコシティに居住する。
【ガイド】
■「ガブリエル・オロスコ展〈内なる複数のサイクル〉」 5月10日まで、東京都現代美術館(東京都江東区三好4の1の1)。一般1100円。(電)03・5777・8600(ハローダイヤル)。