戦後世界は「経済」を何よりも重視してきました。もちろん生きていくために「お金」は必要ですから、「経済」を否定するつもりはありません。ただ、それに重きを置きすぎることで生じる格差や社会のゆがみは、大きくなっていくばかりのような気がします。
若者や子供は可能性の塊です。私も今回新しい試みをすることにしたんですよ。それは21日に東京で行われるコンサートです。
共演するのは、今回アルバムに「流れ星のワルツ」という曲を提供してくれたピアニストで、2年前に友人の紹介でパリの自宅に遊びに来て一心にピアノを弾いていた園田涼くんと、数年前にアルバムを聴いてから興味があったインストゥルメンタルユニット、DEPAPEPEの三浦拓也くんです。才能あふれる30歳前後の若いアーティストとコンサートを開きます。
最新アルバムで斬新なアレンジをしてくれたジュリアン・リボーもどちらかといえば娘に近い年代です。若者の感性はいつも私を驚かせてくれます。同年代の同業界の人とばかりつき合っていると、許容範囲の狭いつまらない人間になってしまいますよ!!