NECを破り歓喜する帝京大の選手=2015年2月8日、東京都港区・秩父宮ラグビー場(山田俊介撮影)【拡大】
次戦は3位東芝と
精神的にもたくましくなった選手たちに、岩出監督は「よく頑張った。誇りに思う」と目尻を下げた。
日本選手権が大学王者と社会人王者の一発勝負だった1963年から97年までは大学勢も8勝を挙げているが、トーナメント制移行後に勝ったのは早大だけ。03年にはTLが発足し世界レベルの外国人選手も参戦するようになると、社会人と大学生の実力差はさらに広がった。
15日の2回戦ではTL3位の東芝と対戦する。ハードルは一気に上がるが、「きょうのプレーを出せればいい試合はできる。帝京ペースにしたい」と松田。大番狂わせをこの日だけで終わらせるつもりはない。(SANKEI EXPRESS)