サイトマップ RSS

偉大な2投手が教えてくれたこと 大屋博行 (2/5ページ)

2015.2.9 09:50

米大リーグの野球殿堂入りが決まった(左から)グレイグ・ビジオ氏、ペドロ・マルチネス氏、ランディ・ジョンソン氏、ジョン・スモルツ氏の4人=2015年2月7日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)

米大リーグの野球殿堂入りが決まった(左から)グレイグ・ビジオ氏、ペドロ・マルチネス氏、ランディ・ジョンソン氏、ジョン・スモルツ氏の4人=2015年2月7日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)【拡大】

  • 【メジャースカウトの春夏秋冬】恩師であるローイ・カーピンジャー氏(左)と大屋博行氏(アトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当)=1月18日、米国(大屋博行さん提供)

 スモルツ氏の投球を一言で語るならば「スナイパー」という言葉が合致する。冷静沈着に、ライフルで敵の急所を一発で仕留めるような鋭さがスモルツ氏にはあった。力の抜けた投球フォームから縦の角度が効いた球を投げ込んでいた。

 全盛期には速球は150キロ後半をマークしていたが、何より驚かされたのはスプリット、日本でいうフォークボールだ。日本人メジャーリーガーのパイオニア、野茂英雄氏のような落差こそなかったものの、球速は140キロ台後半を記録し、速球の軌道で勢いよく、鋭く落ちた。スピードガンを握りながらスモルツ氏の投球を観察して、「これがスプリットなのか」とつくづく感心した。

 約190センチと長身だったが、そこまで大きくは見えなかった。ただ、胸板は厚く、体に強さがあった。鞭のように腕を振れるというか、無駄な筋肉がついていない、投手らしい体だったといえるだろう。

 冷静と秘めた情熱

 人間的にいえば、落ち着いた中に熱いものがある選手だった。クラブハウスでの行動は、いつも冷静で、いたずらに興奮することもない。個人的には、スモルツ氏がふざけたことをしていることを見たこともない。規律の正しいブレーブスらしい、まさに紳士といえるだろう。

ジョンソン氏の「酷使」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ