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【タイガ-生命の森へ-】轟音の疾走 そして静寂 (4/4ページ)

2015.2.9 14:10

チョウセンゴヨウの大木をすり抜けて森の奥へ向かう=2013年3月15日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)

チョウセンゴヨウの大木をすり抜けて森の奥へ向かう=2013年3月15日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)【拡大】

  • 雪に覆われた倒木。タイガではさまざまな樹の一生に出会う=2013年3月15日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • ビキン川流域の森は広葉樹と針葉樹が混在し、冬は明るい=2013年3月15日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • キャタピラについた氷を斧で落とすアンドリューシャ=2013年3月15日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • タイガで使われる木製のスキー。裏に毛皮の滑り止めが貼ってある=2013年3月15日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • ロシア・クラスヌィ・ヤール村

 タイガをひとまわりして狩小屋に戻ると、アンドリューシャがブランをひっくり返し、キャタピラに付いた氷を斧(おの)でたたき割っていた。「何かいたか?」と聞くので、「たくさんの樹に会ってきた」と僕は答えた。(写真・文:写真家 伊藤健次/SANKEI EXPRESS

 ■いとう・けんじ 写真家。1968年生まれ。北海道在住。北の自然と土地の記憶をテーマに撮影を続ける。著書に「山わたる風」(柏艪舎)など。「アルペンガイド(1)北海道の山 大雪山・十勝連峰」(山と渓谷社)が好評発売中。

 ■ビキン川のタイガ ロシア沿海地方に広がる自然度の高い森。広葉樹と針葉樹がバランスよく混ざっており、絶滅に瀕したアムールトラをはじめ、多様な種類の野生動物が生息している。

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