春節の休暇中に北京のイベント会場で父親に肩車をしてもらう幼児。北京の子供たちが受け取るお年玉は年々高額化し、今では平均で9万円を超えるとされる=2015年2月20日、中国・首都北京市(AP)【拡大】
この風習を利用した「オンラインお年玉」に先鞭(せんべん)を付けたのは、中国の電子商取引大手アリババグループの決済システム「支付宝」。そこに、中国のインターネット大手、騰訊(テンセント)が運営するスマートフォン向け無料通信アプリ「微信」(WeChat)などが参入した。
特に、お年玉を送る側が総額を決め、複数の友人・知人に早い者勝ちで配る、ソーシャルネットワークの利点を生かした「微信紅包」システムが人気という。受け取る金額は開けてみるまで分からない、というゲーム感覚が人気の秘密といわれている。
今年は総額1900億円
「支付宝」「微信」を含む4大電子商取引企業が今年、展開する「オンラインお年玉」は総額100億元(約1900億円)に達すると報じられていた。2月2日にスタートした中国版ツイッター「新浪微博(シナウェイボー)」のお年玉キャンペーンは、春節前の時点で延べ1億7000万人が参加。約3100万人が、総額5億元(約95億円)の「お年玉」を獲得したという。