アンナさんは帰国前、ロシアの独立系テレビ局の取材に応じ「犯人はどこから来たか知らないが、(われわれの)背後にいた」「私は犯人を見ていない。振り返り、あちこち見回すと、明るい色の車が見えた」などと証言。車はそのまま走り去ったが、車種やナンバーは確認できなかったと説明した。
事件解決につながるような目撃情報はほとんど持ち合わせていないアンナさん。それでもロシアが3日以上も彼女を軟禁状態に置き、帰国を許さなかったのはなぜなのか。
アンナさんは同じテレビ局の取材に「私に暗殺の容疑が掛かることが怖い。なぜならロシア政府は今回の暗殺事件とウクライナ問題とを関連付けたいから。彼らは何でも望みどおりにでっち上げることができる」と語った。