イスラエル首相府筋も「民主党との関係を失う恐れがある」と懸念。イスラエルの野党労働党のヘルツォグ党首は、演説は核交渉に影響を与えないとした上で「イスラエルは孤立している」と述べた。
「キャンペーン」指摘も
イスラエル国内では、演説は17日の国会選挙に向けたパフォーマンスとの指摘も。政党のテレビCMが解禁となった3日にテレビ中継された米議会演説について、ハーレツ紙(電子版)は「首相は金で買えないような選挙キャンペーンCMの真ん中に出ていた」と揶揄(やゆ)した。
イラン国内では演説が自国に有利に働くとの冷静な見方が出ている。米イスラエル関係が冷え込めば、オバマ政権は今後の交渉でイスラエルに過剰な配慮をしなくなる、との見立てからだ。
最高指導者ハメネイ師は2日、ツイッターで「世界中で反イスラエル感情が広がることは神の助けだ」と表明。アフハム外務省報道官は「核問題についてのネタニヤフ(首相)の作り話は聞き飽きた」と切り捨てた。(共同/SANKEI EXPRESS)