トヨタ自動車系列の自動車部品メーカーの工場。人材確保の難しさから、業績以上の賃上げに踏み切る企業も出ている=2015年3月12日(松岡朋枝撮影)【拡大】
今春闘で自動車大手の労組は6000円のベアを要求。これを受け、トヨタ自動車が4000円を軸に調整しているほか、日産自動車が4000円以上、富士重工業も3000円前後と昨年を上回る回答を行う方向だ。一時金も満額回答が相次ぐ見込みだ。
一方、電機大手は3000円のベアで決着する見通し。14日には、大手6社の労務担当役員と各労組が加盟する電機連合による交渉が開かれ、労組側が経営側に誠意ある回答を求めた。
6社のうち、日立製作所など5社はベア3000円の回答で最終調整しているが、富士通は2500円のベアと500円分の諸手当を合わせ、賃金改善の総額で3000円としたい考えだ。14日の交渉後、電機連合の有野正治中央執行委員長は、「労使の溝は埋まり切っていないが、一致点を見いだしたい」と述べた。(SANKEI EXPRESS)