音楽で誰かを支える
これだけの振れ幅のあるアーティストと活動していることを本人は「共通項を見つけて、それを大事に育てていく、という感じでしょうか。つながっているけれど自分とは違う個性や才能を持っている人たちと仕事ができるのは素晴らしいです」と語る。自分と違う感性をフラットに、やわらかく受け止めながら、寄り添うように音を奏でる。アルバム収録曲はどれも優しくて心地よく、多彩なアーティストの個性を引き立てながらまとめ上げている。それは新しい価値観との出合いがもたらす刺激を自然と自分の中に取り入れ音に変えるという彼なりのスタンスが生み出した唯一無二の世界観だ。
そんな関口シンゴの音楽の原点は、意外にもX JAPANだという。「中学時代の親友に誘われて、カバーを始めたのが最初」という。その後ジャズやブルースを知り、プロを目指すきっかけは大学時代の良い音楽仲間たちとの出会いだったという。