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【チュニジア襲撃テロ】「母は首を撃たれ動けなくなった」 (1/5ページ)

2015.3.20 09:55

チュニジアのハビブ・シド首相(右)の見舞いを受ける女性(中央)。NHKは結城法子さんとしている=2015年3月18日、チュニジア(ゲッティ=共同)

チュニジアのハビブ・シド首相(右)の見舞いを受ける女性(中央)。NHKは結城法子さんとしている=2015年3月18日、チュニジア(ゲッティ=共同)【拡大】

 「頭を抱えてしゃがんでいたが、耳と手と首を撃たれて、隣で母が首を撃たれて自力では動けなくなっていた」。チュニジアの首都チュニスで起きた博物館襲撃テロで、けがをした女性がNHKの取材に答え、事件を生々しく証言した。

 負傷の女性、陸自医官か

 NHKの報道によると、女性は結城法子さん(35)。取材は病室で行われ、顔面に手当てを受けた跡があったが、意識ははっきりとした様子で、バルドー博物館で遭遇したテロの惨状をしっかりとした口調で語っていた。

 インタビューで、女性は「(博物館の)外で銃声が聞こえてガイドの人に部屋から移動するように言われて、そうしたら後ろから銃声が聞こえてきて」と証言。一緒に行動していた母は叙(のぶこ)さん(68)といい、ともに銃撃を受け、けがを負った後、「母を置いて先に博物館を出てきた」と話した。

 結城さんとされる女性は米紙ニューヨーク・タイムズの取材にも答えており、電子版によると、18日朝(現地時間)にイタリアからクルーズ船で、母とともにチュニジアの首都チュニスに到着した。

陸上自衛隊の結城法子3等陸佐

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