「護摩」自体が火を焚(た)くという意味なので「護摩を焚く」とはいわない。「馬から落馬」し、「後ろから追突」するのと同じことなのだが、頭ごなしの鬼デスクと違い、仏に仕える仲田副住職の解説はわかりやすく丁寧で、好感が持てる。
仏様をお迎えし、おもてなしをする。そして、願い事をかなえていただく。その祈願のために本堂で火を焚き、炎に供物をささげる。足を洗う水、口をすすぐ水、お香、ご飯、お花…。エピソードを交え、護摩壇の供物をひとつひとつ紹介していただいた。
香りは記録に残しにくいけれど、記憶には残る。説明を聞いて思わず、その通り!と言いたくなる。
お葬式などの焼香には本来、お香を持参する。仏様にこの香りで自分の気持ちを伝えたいということで、マイお香が基本です。残ったお香は置いていく。それがお香典…。おっと、受け売りで、知ったかぶりを書いているとボロが出そうですね。誤解をしているといけないので、控えめにしておこう。燃え上がる炎の迫力は渡辺照明記者の写真でご覧いただきたい。