明王院を含む鎌倉の十三仏霊場を僧侶とともに巡る鎌倉十三仏詣は10年ほど前に始まり、パンフレット作製のため地元の協賛店舗を募ったことから実行委員会が誕生した。わたなべすすむ事務局長によると、特別参拝は梅の季節に鎌倉を訪れてもらうための企画で、参拝にあわせて各寺院のお坊さんに1時間程度、話をしてもらう。「話の中身はお任せしていますが、お寺の方でも熱が入って、1時間半ぐらいになることもあります」という。参加寺院も十三仏霊場だけでなく、20を超えている。鎌倉はお寺の密度が高い。
「こちらが当たり前だと思うことが、お参りする人には当たり前ではない。逆に、そういう話が聞きたかったと言われます」と仲田副住職は話す。お寺と訪れる人との距離が近くなる好企画だが、残念ながら今年の特別参拝は17日で終了した。面白そうだなと思われた方は、来年の梅の季節を楽しみにしてください。(文:編集委員 宮田一雄/撮影:写真報道局 渡辺照明/SANKEI EXPRESS)