サイトマップ RSS

社会はなぜ左と右に分かれるのか ジョナサン・ハイトの御提案 松岡正剛 (3/5ページ)

2015.4.1 18:55

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

  • 【BOOKWARE_松岡正剛】BOOK_MEETS_BOOK

 それにしても人間というもの、あいかわらず左をとるか右をとるかに迷っている。今夜もまたレストランやバーでどちら側に坐るのか、諸姉諸兄もたいてい迷っていることだろう。ぼくは電車に乗ってきた女子生徒たちが何度も左右を入れ替えて坐るのを見て、これは雀だなと思ったものだ。ああ、なんとも左と右は難しい。

 【KEY BOOK】「新版・自然界における左と右」(マーティン・ガードナー著、坪井忠二ほか訳/紀伊国屋書店、3670円)

 ぼくが「左と右」の問題に開眼させられた本。この本に出会っていなかったら、わが科学読書の系譜はかなり陳腐なものになっていただろう。自然界にはCPTという基本的な対称性の原理がひそんでいる。電荷、パリティ、時間の3つだ。この3つがさまざまに絡んで、この世界の多様性を混乱させないようにしてきた。ガードナーが素粒子のベータ崩壊の実情を書いていなかったら、今日のぼくなんてありえない。

次ページタイトル

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ