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東京駅はぼくが好きな洋書のようです 辰野金吾の矜持と根性と洒落が建っている 松岡正剛 (5/5ページ)

2015.4.6 17:45

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

 【KEY BOOK】「東京駅の建築家辰野金吾伝」(東秀紀著/講談社、2376円、在庫なし)

 東秀紀には『鹿鳴館の肖像』(新人物往来社)というコンドルを主人公にした小説もある。本書は辰野についての評伝だが、さまざまなエピソードが見えて愉快。高橋是清に英語を学んだこと、相撲がめっぽう好きだったこと、東京駅の設計を任されたとき万歳をしたこと、いろいろだ。辰野は後進を育成する名人でもあった。伊東忠太・武田五一・野口孫市らが気を吐いた。小林秀雄を育てたフランス文学者の辰野隆が息子だ。(編集工学研究所所長・イシス編集学校校長 松岡正剛(せいごう)/SANKEI EXPRESS

 ■まつおか・せいごう 編集工学研究所所長・イシス編集学校校長。80年代、編集工学を提唱。以降、情報文化と情報技術をつなぐ研究開発プロジェクトをリードする一方、日本文化研究の第一人者として私塾を多数開催。おもな著書に『松岡正剛千夜千冊(全7巻)』ほか多数。「松岡正剛千夜千冊」(http://1000ya.isis.ne.jp/

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