少年3人が専門学校の男子生徒を暴行した上、放置したとされる現場付近の鶴見川河川敷=2015年4月11日午後、神奈川県横浜市鶴見区(鴨川一也撮影)【拡大】
近年では2013年6月に広島県呉市で、未成年の男女ら6人が高等専修学校の女子生徒=当時(16)=を暴行、殺害。今年2月には川崎市で中学1年の男子生徒=当時(13)=が、18歳の少年ら3人に首を切り付けられるなどして殺害された。
それぞれ動機は「(無料通信アプリの)LINEで悪口を言われた」「先輩として立ててくれなかった」と、ささいな内容だった。
警察庁によると、昨年に刑法犯で摘発された未成年者は約4万8361人と11年連続で減少した。
一方、殺人(未遂を含む)での摘発は約50人で横ばいの推移となっており、子供たちに「命の大切さ」が浸透しているとは言い難い状況だ。
教員経験が長い東京学芸大教職大学院の今井文男特命教授は「個人主義で『大事なのは自分』ともてはやされ、他人やグループを大切にできない子供が多くなっている。人間関係の大事さを認識させる必要がある」と話している。(SANKEI EXPRESS)