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【「水球女子」中野由美のリオに向かって】「ポイントゲッター」としての自負 (2/5ページ)

2015.4.13 14:20

得点に人一倍強くこだわって練習を続けているという中野由美さん(右)=2015年4月4日、東京都内(本人提供)

得点に人一倍強くこだわって練習を続けているという中野由美さん(右)=2015年4月4日、東京都内(本人提供)【拡大】

  • 水球女子日本代表、東京都立桜町高教員、中野由美さん=2014年9月17日(本人提供)

 GKとの駆け引き

 シュートのときに最も意識するのは、GKのポジショニングです。水面に浮くゴールの大きさは幅3メートル、高さ90センチ。ボールを手から離すギリギリの瞬間まで、立ちはだかるGKと駆け引きを続けます。

 右か左か、上か水面に近い下か-。ゴールへ向ける視線と体の向きでGKを揺さぶります。例えば、左へ意識を寄せて、手首を返して右へのシュートを打ったり、球持ちをできるだけ長くしてGKが我慢できずに動いた方向とは反対に山なりのループシュートを放ったり…。実際の時間では一瞬のことですが、その攻防を制さないことには得点はできないのです。幸いにして、肩の関節が柔らかく、可動域が広いのことが、多様なシュートが打てる強みへとつながっています。

 ポジショニングでも“フェイント”は可能です。ゴールから7メートル。普通は5メートル付近から打つのですが、GKが油断している場所からミドルシュートを打ちます。これは、自分でも得意なシュートです。

GKとの駆け引き 「あそこが空いている」

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