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【「水球女子」中野由美のリオに向かって】「ポイントゲッター」としての自負 (3/5ページ)

2015.4.13 14:20

得点に人一倍強くこだわって練習を続けているという中野由美さん(右)=2015年4月4日、東京都内(本人提供)

得点に人一倍強くこだわって練習を続けているという中野由美さん(右)=2015年4月4日、東京都内(本人提供)【拡大】

  • 水球女子日本代表、東京都立桜町高教員、中野由美さん=2014年9月17日(本人提供)

 サッカーの日本代表戦をテレビなどで観戦していると、読者の皆さんも「決定力不足」という言葉をよく耳にすることがありますよね。実は、水球の日本女子の欠点とも共通しています。日本人の弱点なのかもしれませんが、ここを変えていかないと、世界では勝てません。当然、五輪の出場切符を得ることもできないのです。一瞬のチャンスをどう生かすか。ポイントゲッターである私にとっても、大きな課題なのです。

 ハードル高く設定

 普段の練習からも、重点を置くのはGKとの駆け引き、そしてシュートコースにできるだけ正確にボールを打つことです。練習を重ねれば、GKを見たら、「あそこが空いている」とシュートコースが見えるようになってきます。練習や国内の試合で得点になっても、コースを狙えていなければ納得してはいけません。「公式戦なら、外国人相手なら…」。ハードルを高く設定して練習から意識を高く持たなければなりません。後輩たちにも、つい厳しくなってしまいますが、それも五輪という夢をみんなでつかみ取るためだと言い聞かせています。

<水球> 水着が破れるくらいに引っ張られる状況の中で

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