2015年も4月10日で100日。ワカメを干す風景は砂浜から姿を消し、3月11日のシラス漁解禁にあわせて、町の食堂では人気メニューの生シラス丼が復活している。春の味覚、そして視覚。サクラ、カイドウ、シャガ、ショカッサイ…色とりどりの春の花がお寺や神社の境内を彩る。
季節は変わり始めると速い。そうか、あんなにいとわしく思っていた冬も、こうなるとどこかなごり惜しい…などと思っていたら、98日目の4月8日は最高気温が10度を大きく下回り、氷雨に震え上がる真冬の一日となった。
3月はもう、とっくの昔に去っているのに、逃げたはずの2月がまだ、未練がましく残っている。たまりませんね、これは。あわてて冬の上着を引っ張り出してきたものの、こう変化が激しくてはまたまた、風邪をひきそうだ。(編集委員 宮田一雄/SANKEI EXPRESS)