加藤前支局長が産経新聞の今月7日付朝刊に掲載された手記で、「噂を事実上否定した裁判長の見解に異を唱えるつもりはない」「『産経問題』が日韓間の外交問題になっているのは本意ではなく、残念なことだ」との考えを示したことを指しているとみられる。
産経新聞社は7日付朝刊に小林毅東京編集局長のコメントも掲載し、起訴の取り下げと出国禁止の解除を求めていた。次回公判は20日に行われる予定。(ソウル 藤本欣也/SANKEI EXPRESS)
≪韓国側 「政治的配慮」見返り要求も≫
韓国政府は、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する出国禁止措置の解除に踏み切った。安倍晋三政権はこの間、韓国への認識について「基本的価値を共有する」との文言を削除するなどして圧力をかけ続けてきた。ただ、韓国で公判中の外国人の出国禁止措置が解除されるのは極めて異例。韓国側が“政治的配慮”の見返りを安倍晋三政権に求めてくる可能性も取り沙汰されている。