サイトマップ RSS

伝統+モダン 和の調べ「化学反応」 二十絃箏奏者 黒澤有美さんに聞く (1/4ページ)

2015.4.20 10:55

二十絃箏奏者、黒澤有美(ゆみ)さん=2014年8月16日(提供写真)

二十絃箏奏者、黒澤有美(ゆみ)さん=2014年8月16日(提供写真)【拡大】

  • アルバム「晴(はる)」(黒澤有美、2000円(税込み))。発売中(提供写真)

 「琴」と呼ばれる楽器のほとんどは、実際は「箏」である。その現代版ともいえる「二十絃箏」の魅力を、米ニューヨークから世界に発信している黒澤有美(39)。古典から自作曲、さまざまなジャンルとの競演まで、その調べには「泣きたくなる」という声が多いのだという。伝統的な邦楽だけにこだわらず、あらゆる文化を吸収し、咀嚼(そしゃく)してきた経験が、郷愁を誘う音楽を作り出している。21日には東京・代官山で尺八奏者の藤原道山とのライブがある。

 音楽と勉強を両立

 岩手県盛岡市で和楽器店を経営する箏奏者の両親のもとに生まれ、小学生のころから数々のコンクールで優勝。才能は折り紙付きで、箏奏者の道を進むことは自然の成り行きだった。

 だが自分なりの音楽を作りたい、という思いが一般的な邦楽奏者とは違う道を歩ませる。

 15歳のころ、母が弾いていた「二十絃箏」に出会った。

1969年に開発された新しい箏

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ