つい先日、裸足で道を歩くことになった。
けれどこれには理由があって、わざわざの遠出に、足に合わない靴を履いていってしまったのである。しかも出発の時、私はちゃんと履き慣れたスニーカーを選んでいたのだ。それなのに、まあ京都までだし、新幹線だし、仕事だしなあ、と考え直し、革の靴に取り換えてしまった。とんだ間抜けだった。
家を出て、品川駅で新幹線に乗り込む頃には、もうなんとなく、具合が悪い。足の甲のところに、靴の出っ張った部分が擦れるらしく、見ると、皮膚が擦りむけて赤くなっている。
靴擦れに悩まされ続け
私は、子供の頃から靴擦れというものに悩まされ続けてきた身なのである。一体、自分の足の、何がそんなに嫌なのか、靴達はまるで申し合わせたように、私の足をつれなく拒否した。