アテネ五輪陸上男子110メートル障害で優勝し、喜ぶ劉翔(りゅう・しょう)。あれから11年、引退を発表した劉翔の大学院進学が新たな論争を引き起こしている=2004年8月27日、ギリシャ・首都アテネ(ロイター)【拡大】
劉翔はアテネ五輪当時、すでに制度を利用して華東師範大学の本科(学部)に所属していた。アジア人として初めて五輪の陸上短距離で金メダルを獲得した劉翔は、大学にとっても大事な宣伝材料だ。大学側は体育健康学院の院長ら8人の教授で劉翔1人のための特別チームを結成。練習の合間や夜間、祝祭日に劉翔の練習施設に赴いて特別授業を行ったという。中国メディアによると、博士課程に進んだ劉翔は「ついに学生になることができて、とてもうれしい。結局、私はスポーツ選手だ。スポーツが本職で、スポーツを熟知している。今後もスポーツ分野で発展していきたい」と語った。
ネットで「疑惑」噴出
ところが、中国のインターネット上では、「劉翔は修士課程を卒業したのか?」「卒業論文は書いたのか?」「(卒業に必要とされる)英語検定は6級を超えたのか?」「パソコン検定は2級に達したのか?」といった疑惑が噴出した。
劉翔本人が「英語をしっかり勉強したい」「しばらく本を読んだことがない。頑張って以前の感覚を取り戻さなければならない」などとのんきなことを言っているのだから、ネット利用者の疑惑もさもありなん-である。