「女性のためのリベラルアーツ講座」の初回に行われた「生き方~先輩たちの本音トークライブ~」。会場も対話に参加した=2015年4月23日(日本財団撮影)【拡大】
西田さんは、「私の母は『子供たちがお世話になる社会への貢献は、子育て同様に大切なこと』と言って、婦人会活動や母子家庭の支援に日々奔走していた」と、自ら生い立ちを振り返った。その上で、「答えは外ではなく自分の中にある。まずは自分にできることをちょっとでもやってみることが大切」と、ママたちにエールを送った。
草深さんは8歳児のママ。「妊娠したとき、みんなは復帰の話をするけれど、自分は職場に戻ってこられるのかなと思った。実際、出産後に仕事を休んでみると、いろいろとわかっているつもりだったのに、経験するのは初めてのことばかり。育児休暇中は、何も知らない自分と向き合う毎日だった」という。「誰ともしゃべらなかったり、友人にも声をかけづらかったりと、初めて『世の中とつながらないってこういうこと?』と思った」とも。
夫の勧めで職場復帰を果たし、子育てとの両立が大変な中、半年後に編集長への昇格人事があった。「悩んでいる私に義母は『女性がリーダーとして認められるチャンスはそうない。応援するからやってみたら』と言ってくれた」という。「編集長になったとしてもできる範囲でしかやれないのだから、他人が自分をどう見ているのか気にしないようにした」と、大役を引き受けた。