四回裏、本塁打を放つ松田宣浩=2015年5月8日、福岡県福岡市中央区・ヤフオクドーム(中川春佳撮影)【拡大】
プロ野球は8日、5試合を行い、福岡市のヤフオクドームではソフトバンクが楽天に5-3で勝った。
ソフトバンクの5、6番が試合をひっくり返した。0-1の四回に李大浩、松田が連続ソロ本塁打。鮮やかな一発攻勢で流れを引き寄せ、白星を呼び込んだ。
まずは李大浩。外寄りのスライダーを左中間のホームランテラスに運び「ちょっと詰まったかなと思ったけど、しっかり振りぬいたので何とか届いてくれた」。4月中旬には打率1割台と低空飛行を続けたが、8試合連続安打、2試合連続本塁打と右肩上がりに調子を上げてきた。
松田は内角の球を左翼ポールにぶち当てた。李大浩との2者連続本塁打は4月21日の楽天戦以来で今季2度目。「コンパクトにバッティングできた」と喜びを爆発させてダイヤモンドを回った。
松田は八回にも中犠飛でこの日2打点。4番の内川が無安打でも主将の後ろを頼れる男たちが支えている。(SANKEI EXPRESS)