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火力建設ラッシュ 首都圏で「火花」 電力小売り自由化にらみ異業種も参入 (3/3ページ)

2015.5.19 09:30

家庭向け電気料金の再値上げについて陳謝し、頭を下げる関西電力の八木誠社長(中央)=2015年5月18日午後、大阪市北区の本店(共同)

家庭向け電気料金の再値上げについて陳謝し、頭を下げる関西電力の八木誠社長(中央)=2015年5月18日午後、大阪市北区の本店(共同)【拡大】

  • 東京ガスと昭和シェルが増設を進める天然ガス火力発電所「扇島パワーステーション」=2012年12月7日、神奈川県横浜市(田邉裕晶撮影)

 八木社長は高浜原発3、4号機(福井県)を早期に再稼働させて料金引き下げを目指す方針をあらためて強調した。また、この2基が想定通り今年11月に再稼働できれば「(再値上げで)本年度は黒字を確保できる見通しだ」と説明した。仮に11月に再稼働できなかった場合でも「費用の繰り延べなどで料金体系を維持したい」と述べ、これ以上の値上げには慎重な姿勢を示した。

 東日本大震災後、電気料金の再値上げは北海道電力に続き2社目。認可が不要な企業向けも、6月から平均11.50%値上げする。電力小売り全面自由化が来春に迫る中での再値上げについて、八木社長は「価格競争力が一段と低下する。大変厳しい状況だ」との認識を示した。

 電力需要が高まる夏場の家計負担を軽減するため、9月までの4カ月間は家庭向けで平均4.62%、企業向けで平均6.39%にそれぞれ抑える。

 長期間停止している原発に代わる火力発電の燃料費がかさんだとして、関電は昨年12月、収支悪化を食い止めるための再値上げを申請。約3カ月間にわたる経産省専門小委員会での審査や、公聴会などを経て、燃料費をはじめとするコスト削減策を織り込み、値上げ幅を申請時より圧縮した。(SANKEI EXPRESS

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