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性を自由に変えられる魚たち 「男」同士で結婚、出産もOK (4/4ページ)

2015.5.20 07:00

恐い顔で人気のシロワニという名前のサメ=2015年5月12日、東京都墨田区の「すみだ水族館」(唐木英明さん撮影)

恐い顔で人気のシロワニという名前のサメ=2015年5月12日、東京都墨田区の「すみだ水族館」(唐木英明さん撮影)【拡大】

  • サクラダイ=2015年4月6日、東京都品川区の「しながわ水族館」(唐木英明さん撮影)
  • 食卓でおなじみのマイワシ。漁獲量の減少で最近は高級魚として扱われるようにもなっている=2015年4月7日、東京都豊島区の「サンシャイン水族館」(唐木英明さん撮影)
  • ピラニアの仲間=2015年4月7日、東京都豊島区の「サンシャイン水族館」(唐木英明さん撮影)
  • 淡水魚のエンゼルフィッシュ。オスとメスが一緒に子育てをするが、肉食で卵を食べてしまうことも=2015年5月12日、東京都墨田区の「サンシャイン水族館」(唐木英明さん撮影)
  • ディズニーとピクサーによるアニメーション映画「ファインディング・ニモ」でおなじみのクマノミ。映画では家族の絆が描かれていたが、クマノミはオスからメスに性転換する雌雄同体だ=2015年4月7日、東京都墨田区の「すみだ水族館」(唐木英明さん撮影)
  • 沿岸の岩礁域に生息するヒメフエダイ。猫背のような背中から、英語名はHumpback_Snapper(猫背のフエダイ)=2015年4月6日、東京都品川区の「しながわ水族館」(唐木英明さん撮影)
  • 東京大学名誉教授、唐木英明さん=2015年3月3日(田中幸美撮影)

 魚と違って人間は性が変わることはない。自分の体の性別や自覚の性別のどちらかが嫌いでも、現世でそれを変えることは難しい。性転換手術をしても、生物学的に男は男、女は女のままであることに変わりはなく、来世に自分が望む性になりたいと願うだけだ。魚にはそんな悩みは存在しないだろう。人生のある時期に、あるいは出会った相手によって自分の性を変えることができたら、人生はどれほど変わるだろう。男女の理解がどれだけ進むだろう。そんなことを想像しながら魚を見て楽しんでいる。(写真・文:東京大学名誉教授 唐木英明/構成:平沢裕子/SANKEI EXPRESS

 ■からき・ひであき 1941年、東京都生まれ。73歳。東大名誉教授。獣医師。公益財団法人「食の安全・安心財団」理事長。著書に『不安の構造』など。

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