4月にマテーラを訪れたロイター通信のマイケル・ロディー記者は「悠久の歴史を感じさせる町だ。たたずんでいると時が経つのを忘れてしまいそうで心が和む」と話している。
映画のロケ地で有名
マテーラは映画のロケ地としても知る人ぞ知る存在だ。古代の風情が漂う街並みが、聖地エルサレムのかつての姿に似ているとされているためで、メル・ギブソン監督の米映画「パッション」(2004年)やピエル・パオロ・パゾリーニ監督の伊仏合作映画「奇跡の丘」(1964年)など、数多くのイエス・キリスト関連の映画がマテーラで撮られている。
また、マテーラは良質な小麦の産地としても有名で、おいしいパンは町一番の名産だ。無論、パスタの味も格別で、郷土料理は試してみる価値がある。
洞窟ホテルの1号店である「ホテル・サッシ」の支配人は「お迎えしたゲストには、めったにできない体験を通して目と心の保養を楽しんでいただきたい。まだまだこの町には観光潜在力があり、4年後の欧州文化首都を契機に一大ブームが起きることを期待している」と話している。