観賞スポットはバンナ公園が最適。石垣島中央に位置する標高230メートルのバンナ岳にある。その他のスポットは自分で探してほしい。見つけたら自然の神秘を荒らすことなく静かに見守るエチケットを心がけよう。
≪森で海で空で 命かがやく≫
一方海の中では、5月の大潮にサンゴが一斉に産卵する。水温が24度以上になる満月のころで、「バンドル」と呼ばれるカプセル状の中に精子と卵子が入っている。水面に浮かびあがると壊れ、精子と卵子に分かれて受精し、「プラヌラ」と呼ばれる幼生となる。
私は石垣島最北端の平久保崎(ひらくぼざき)灯台の沖合3キロほどの地点で見た。ただ自然が相手なので、必ず見られるわけでもない。見るにはひたすら待つことを覚悟してほしい。夕方の明るいうちに船で移動して、ポイントに停泊して待つ。その日の潮止まりの時刻によるが、午後10時ごろから午前0時ごろ。観賞してホテルに帰ると午前2時、3時といったスケジュールになる。それなりの覚悟で臨んでほしい。スキューバダイビングでなくても、シュノーケリングで十分に見ることができる場所があるようだ。