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【アメリカを読む】TPA法案 上院可決の舞台裏 (2/4ページ)

2015.5.26 09:00

連邦議会議事堂で記者会見を開き、貿易促進権限(TPA)法案の重要性を訴える共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(中央)ら超党派の議員たち=2015年11月19日、米国・首都ワシントン(ロイター)

連邦議会議事堂で記者会見を開き、貿易促進権限(TPA)法案の重要性を訴える共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(中央)ら超党派の議員たち=2015年11月19日、米国・首都ワシントン(ロイター)【拡大】

 しかし議員たちの輪が解けた直後、次々と入り始めたのは賛成票だった。約40分にわたった投票の結果は賛成62、反対38。議事進行妨害阻止に必要な賛成60票の確保が確定した。マコネル氏は投票後、「重要な法案を前進させることができてとても幸せだ」と笑顔をみせ、TPA法案反対の論陣を張ってきた民主党のハリー・リード上院院内総務(75)は言葉少なに本会議の中断を求めただけだった。

 この日の投票で最後の8つの賛成票を投じたのは民主党から6人、共和党から2人。米メディアはこの8人を動かしたキーマンとして意外な人物の名前を挙げる。米航空機大手、ボーイングのジム・マクナーニー最高経営責任者(65、CEO)だ。

 ボーイング、2つの思惑

 ボーイングの米議会への要望は2つ。1つ目はアジア太平洋地域でのビジネスチャンスにつながる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の実現。2つ目は6月末に認可の期限が切れる米輸出入銀行の存続延長だ。輸出入銀の存続には「小さな政府」を志向する共和党内での反対が強いが、米国の輸出相手への融資保証を手がける輸出入銀はボーイングにとってビジネスのカギを握る。

ボーイング側「輸出入銀の重要性を理解している」

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