連邦議会議事堂で記者会見を開き、貿易促進権限(TPA)法案の重要性を訴える共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(中央)ら超党派の議員たち=2015年11月19日、米国・首都ワシントン(ロイター)【拡大】
米メディアによると、マクナーニー氏は21日朝、最後の8人のうちのマリア・キャントウェル上院議員(56)=民主党=と面会。前日にはパティー・マリー上院議員(64)=民主党=とも会っている。2人はボーイングが本社を構え、約8万人の雇用を生み出すワシントン州の選出で、ボーイングから政治献金を受けとっている立場にある。
キャントウェル氏らはマコネル氏との最後の交渉の場で、民主党指導部の意向に反してTPA法案に賛成することと引き換えに、輸出入銀の存続延長への協力を要請。マコネル氏がこれに応じた。キャントウェル氏は賛成票を投じた後、「マコネル氏は輸出入銀の存続延長問題を上院で投票にかけることを約束した」と明らかにした。
また最後の8人の中にはボーイングが工場を持つサウスカロライナ州選出のリンゼイ・グラム上院議員(59)=共和党=も含まれる。グラム氏も投票後の声明で、「今日ほど輸出入銀の存続についてよい感触が得られたことはない」と表明。ボーイング側も「グラム氏らは輸出入銀の重要性を理解している」と称賛した。