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「夫婦別姓」認めるべきか(下) 事実婚選択「家族の絆、変わらない」 (4/6ページ)

2015.5.27 18:10

事実婚による夫婦別姓を選択した水口尚亮さん(右)と橘昭子さんの夫婦=2014(平成26)年1月25日(本人提供)

事実婚による夫婦別姓を選択した水口尚亮さん(右)と橘昭子さんの夫婦=2014(平成26)年1月25日(本人提供)【拡大】

  • 関西大学社会学部、石元清英教授=2014(平成26)年11月20日(関西大学社会学部、有志学生記者撮影)
  • 関西大学社会学部、守如子(もり・なおこ)准教授=2014(平成26)年10月27日(関西大学社会学部、有志学生記者撮影)

 夫婦別姓に反対する人たちは「伝統を大切にしたい」「子供がかわいそうだ」と言う。これにも、守先生は「そもそも姓の伝統は明治以降のものであり、子供に関しても、法律が変わり周りに夫婦別姓の人が増えれば気にならなくなると思う。離婚が増えている今の日本において夫婦、家族は同じ姓でなければならないという固定観念のために何度も姓を変えさせられる子供の方がかわいそうではないでしょうか」と反論する。

 「さまざまな立場、事情を抱えた人がいる現代で、夫婦同姓も別姓も強制すべきではない。法律はもっと柔軟であるべきだと思う」と、守先生は訴えた。

 ≪関西大学社会学部 石元清英教授 「仕組みから外れると不利益…おかしい」≫

 「日本社会の制度では『個人』単位ではなく『家族』を重視する風潮があり、そこから外れるといろいろと損なことがある」。関西大学社会学部で現代社会における差別を専門としている石元清英教授は、こう指摘する。

「実際に別姓を選択した夫婦はお互いのことを考え、話し合いを重ねているので仲が良い」

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