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【FIFA汚職】銀行利用を突破口に 米当局「得点」 W杯ビッグマネーが生んだ「腐敗」 (4/5ページ)

2015.5.29 06:30

国際サッカー連盟(FIFA)幹部らの起訴について記者会見するロレッタ・リンチ米司法長官=2015年5月27日、米ニューヨーク(AP)

国際サッカー連盟(FIFA)幹部らの起訴について記者会見するロレッタ・リンチ米司法長官=2015年5月27日、米ニューヨーク(AP)【拡大】

 13チームが出場して1930年にウルグアイで第1回大会が開かれたW杯は、2014年ブラジル大会では32チームが出場し、賞金総額5億7600万ドル(約708億5000万円)にまでなった。FIFAにとってはまさに最大の「利権」だ。財務報告書によると、2011~14年の4年間で得た収入は約57億1800万ドル(約7075億円)。うち約48億2600万ドルがブラジル大会関連で得たもので、W杯開催地を決定する権限を持つ理事らに「金権体質」が広がる温床となってきた。18、22年W杯招致の不正疑惑の調査を実施した倫理委員会の調査部門トップが、解明に取り組むFIFAの姿勢に疑義を示して辞任する事態も起きている。

 こうした腐敗根絶が進まない状況にスポンサーの間では離反ムードも広がる。6社あったFIFAパートナーからは、昨年末にアラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空と日本のソニーが相次いで撤退した。スポンサーを継続している米コカ・コーラも汚職事件発覚を受け「(汚職疑惑に)繰り返し懸念を表明してきた。(FIFAは自らの)使命に泥を塗った」と強く批判。同じく独アディダスも「コンプライアンス(法令順守)基準を策定すべきだ」などとする声明を発表した。

田嶋幸三・日本協会副会長「残念ながら日本のスポンサーは少なくなっている」

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