こぼれ落ちそうなほど大きな瞳を全開にして、夏菜(なつな、26)は美容院のない世界など考えられないし、とても生きてはいけないと言い切った。「ひと月に3回は美容院に行きますね。髪形をどうこうしたいというよりも、気分を上げるのが目的なんですよ。イメージチェンジができるという感じです。私の中では、美容院で髪を切ることと、洋服を着替えることはとても似ているんですね。月3回となれば、もう趣味に近いかもしれません」
新作映画で美容師役
そんな彼女が札幌市を舞台にした青春映画「鏡の中の笑顔たち」(喜多一郎監督、公開中)でヒロインの美容師を務めた。高度な技術だけをことさらに追い求めるカリスマ美容師に対し、仕事をする喜びとは何かを気づかせる重要な役どころ。「気軽に人に話しかけ、相手の話を聞くというコミュニケーション能力には自信がありました。好きなだけ美容院に行っては、他のお客さんがどうやって美容師さんに話しかけるのかな?と、私はよく観察していた方ですからね」。夏菜は出演の打診を素直に喜んだ。