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文科相VS都知事 五輪前バトル激化 新国立500億円負担「自覚を」「根拠ない」 (4/5ページ)

2015.6.7 08:00

新国立競技場の整備をめぐって会談する下村博文(しもむら・はくぶん)文科相(左)と東京都の舛添(ますぞえ)要一知事=2015年5月18日、東京都庁(共同)

新国立競技場の整備をめぐって会談する下村博文(しもむら・はくぶん)文科相(左)と東京都の舛添(ますぞえ)要一知事=2015年5月18日、東京都庁(共同)【拡大】

  • 新国立競技場のイメージ(日本スポーツ振興センター提供)
  • 新国立競技場めぐる主な動き=2012年11月~2020年7月

 月内に最終的算定

 下村、舛添両氏の関係悪化の原因となった500億円問題が浮上したのは、13年12月の下村氏による定例記者会見の場だった。記者の質問に対し「都議会と直接話をして、500億円を東京都が出すということで内々には了解をもらって準備を進めている」と述べたのである。

 下村氏は当時、整備費が約1700億円になる見通しを語っており、3割程度を都側が負担する方向で話が進んでいたとみられる。

 舛添氏は就任前の費用負担をめぐる経緯について、公文書などが残っていないことを理由に、下村氏の要請を一蹴しているが、森会長は「(舛添氏に)私が全部経緯を話した」と言及しており、文科省内にも舛添氏への不信感は根強い。

 たびたび変更されてきた新国立競技場の建設計画。現在1625億円が建設費として見込まれているが、建築資材の高騰などを受け、建築家の槇文彦氏らは現行のままでは2700億円を超えると指摘する。

新国立競技場とは

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