会見を終え、頭を下げる東京商工会議所の(左から)湊元良明・総務統括部部長、高野秀夫・常務理事、西尾昇治・理事事務局長、中村仁・広報部部長=2015年6月10日午前、東京都千代田区丸の内(古厩正樹撮影)【拡大】
独立行政法人の情報処理推進機構(東京)の調査によると、2013年度にウイルスに感染、または発見した企業の割合は約7割に上る。従業員300人未満の企業に限っても6割弱と高水準で、企業規模にかかわらず被害は広がっている。
中でも、情報処理推進機構に寄せられた標的型メールに関する相談件数は、13年の97件から14年は509件と5倍以上になった。「同僚や取引先からのメールを装うなど、開封させるための文面が巧妙になっている」と情報処理推進機構は指摘する。
官民一丸で対策を
菅義偉(すが・よしひで)官房長官(66)は10日の記者会見で「(東商が)原因の分析や対処をしっかりするように、経済産業省を通じて指導していく」と述べた一方、「政府も気を引き締めて対応していく必要がある」と強調した。