記者会見するヴァヒド・ハリルホジッチ監督=2015年6月10日、神奈川県横浜市港北区・日産スタジアム(共同)【拡大】
ここまでは速攻の意識が強いが、一本調子なら自陣に引いて守る相手には苦しむ。予選は押し込んでから揺さぶって崩す攻撃も使いこなす柔軟性が問われそうで、トップ下の香川(ドルトムント)を中心としたパスワークに期待が集まる。
非公開練習では守備の連係を確認した。監督は選手個々に寄せの迫力とボールを奪いきる球際の強さを植え付けている。連動して追い込むことで、より奪取力を高めていきたい。
イラクは身体能力、技術に優れた若手が多く、地力はシンガポールよりも上。来日メンバーの大半は、日本が1-0で勝った1月のアジア・カップと同じだ。(SANKEI EXPRESS)