1次リーグ初戦、スイス戦での「なでしこジャパン」のスタメン。連覇まであと4勝だ=2015年6月8日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(岡田亮二撮影)【拡大】
日本より世界ランキングが上位のドイツ、米国、フランスは、日本と反対のブロックに入った。ドイツはB組でノルウェーと引き分けたが、格下のコートジボワールとタイには圧勝。特に攻撃陣は層が厚くシャシッチ、マロジャンに若手のデブリッツら多くの駒がそろう。
米国は2勝1分けでD組を1位で通過。ワンバックやラピノーら主力は好調で、GKソロを中心とした守りも堅い。フランスはコロンビアに足をすくわれたが、他の2試合を快勝してF組1位に。ルソメルや快足トミスらの個人技と組織力が融合した攻めは迫力がある。
今大会から男子と同様、優勝には計7試合を勝ち抜く必要がある。前回より1試合多い日程への対応力も覇権の鍵を握る。(共同/SANKEI EXPRESS)