決勝トーナメント1回戦でスウェーデン選手と競り合うドイツのセリア・シャシッチ(右)=2015年6月20日、カナダ・首都オタワ(ゲッティ=共同)【拡大】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会第11日は20日、16強による決勝トーナメント1回戦が始まってオタワなどで2試合が行われ、ドイツと中国が準々決勝進出を決めた。
2大会ぶりの優勝を狙うドイツはスウェーデンに4-1で快勝した。FWのシャシッチが2得点するなど、攻撃陣が力を発揮した。中国はカメルーンに1-0で勝ち、自国開催だった2007年大会以来、2大会ぶりに8強入りした。前半に1点を先制し、リードを守り切った。大会は2日間の休養日を挟み、この日から再開された。
優勝候補の一角、ドイツが強さを見せつけ、スウェーデンから大量4得点。ナイト監督は「実力が出せると分かったことは大きなプラス」と地元メディアに対して満足感を示した。1次リーグでは格下にもたつく場面もあったが、この日は終始相手を上回った。