いよいよ梅雨本番。いくら気軽なiPhoneだからといっても、じめじめして時には強く降る雨の中での撮影は気分が乗りにくい。私が住んでいる北海道には幸いなことに本州のような梅雨はないが、当然ながら雨は降る。そんな時には「残念な雨」ではなく「恵みの雨」と気持ちと視点を入れ替えてちょっと変わった作品を手がけることにしている。
名付けて「雨粒アート」。
といっても大げさな仕掛けがあるわけでもなく、単に雨粒を近接撮影するだけのことなのだが、その文様と粒の中に写り込んでいる風景や色は、季節、角度や場所、時間帯によって変わってくる。
だから車のフロントガラスや家の窓に雨粒が奇麗な文様を描いているとうれしくなってしまうのだ。どちらも室内でシャッターを切ることができるので、雨は気にしなくてもいい。
あるとき、雨粒以外で似たような撮影ができないだろうかと考えていたら、空気の泡が入ったガラス石や炭酸の泡のついたペットボトルが目についたので、試しにズームを最大限アップにしてマクロ的に撮影してみると、これまた面白い雰囲気の写真が撮れた。気泡の入ったアクリル板でも試してみると、雨粒アートのような写真にもなった。