5月21日、デトロイト市内で記者会見し、巨大な壁画の制作意図などについて語るシェパード・フェアリー氏。この時すでに「ここでの仕事は壁画だけではない」などと、挑発的発言をしていた=2015年、米ミシガン州(AP)【拡大】
ただ、09年にこのポスターはAP通信のカメラマンが06年に撮影した上院議員時代のオバマ氏の写真がデザイン化されたものであることが発覚。著作権をめぐってAP側と裁判沙汰になった。
AP側は補償として金銭の支払いを求めたが、当の撮影したカメラマンが「経緯はどうあれ、私の写真が脚光を浴びることになり、誇りを感じる」として強く争う姿勢を見せなかったため、判決は公共奉仕労働300時間にとどまり、しぶといフェアリー氏は厳罰を免れた。
「やめられない」
今回の壁画制作に際して、フェアリー氏は先月21日、デトロイトで記者会見し、「壁画の制作だけで仕事は終わらない。他にもやることはあり、うまくやってのける」と話し、許可されていないポスターを貼ることなどを示唆していた。
逮捕状が出たことについてフェアリー氏は英紙インディペンデントに「何で逮捕されなくてはならないのか分からない。これまでの経験から、逮捕されても、獄につながれるのはせいぜい1日か2日だろうし、罰金だって(当初予想より)ぐっと低くなるのが常だ。ポスター貼りはやめられない」などと強気に語った。
警察を本気で怒らせない方がいいと忠告する関係者も多いが、一向に懲りないようだ。(SANKEI EXPRESS)