今年で18回目の開催を迎えた国内最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が5月17日から24日まで、初夏を感じさせる爽やかな日差しの下で開催された。
「ツアー・オブ・ジャパン」は、自転車月間推進協議会が主催者となり、「自転車月間」の5月に毎年開催されている大会で、近年は大阪府堺市での個人タイムトライアルを皮切りに、レースは本州を横断するようにして1週間かけて東京まで移動する。
今年は、昨年までの堺ステージ、美濃ステージ、南信州ステージ、富士山ステージ、伊豆ステージ、東京ステージの6つのステージに加えて、三重県いなべ市でのいなべステージが加わり、全7ステージ、総走行距離642.45キロで競われた。
また今年は、子供たちにもっと自転車競技や選手たちのことを知ってもらおうと、移動日に選手たちがレース開催地の小学校を訪問したり、地元の小学生たちが表彰式でのプレゼンターを務めるなど新しい試みがあり、これまで以上に活気のある大会となった。