今年の優勝者はイラン人のラヒム・エマミ(ピシュガマン・ジャイアント)。イラン人選手は高地に住み、日常的に3000メートル級の山岳でトレーニングを重ねているという山岳スペシャリストであり、結果的に彼らが富士山ステージでは1位から5位までを独占した。そして、富士山ステージで2位でゴールした昨年の総合優勝者であるミルサマ・ポルセイエディゴラコール(タブリーズ・ペトロケミカル)が、このステージを終えて総合成績首位に浮上、その後最終日までリードを守り切り、大会2連覇を達成した。
最難関の富士山ステージでの日本人最高位は増田成幸(宇都宮ブリッツェン)の22位で、優勝者からは4分遅れてのゴールとなった。増田は「ベストは尽くしたが、遅れてしまった。海外のトップ選手に少しでも近づけるように努力していきたい」と、レース後に肩を落としながら話した。増田は最終ステージを終えて総合成績でも日本人トップとなる16位だったが、日本人選手の最高位が16位という結果を受けて、国内チームは世界との厳しい壁に直面した。