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ギリシャ「延滞国」 EU金融支援打ち切り 国民疲弊、強まる緊縮「賛成」の声 (3/5ページ)

2015.7.2 09:30

首都アテネの国会議事堂前でデモ行進する市民たち=2015年6月30日、ギリシャ(ロイター)

首都アテネの国会議事堂前でデモ行進する市民たち=2015年6月30日、ギリシャ(ロイター)【拡大】

 ≪国民疲弊 強まる緊縮「賛成」の声≫

 財政危機に陥ったギリシャは6月30日、IMFに債務を返済できず先進国初の「延滞国」となった。EU側の支援も打ち切られた。ギリシャが今後、デフォルトを回避するには、財政緊縮策を受け入れてEUに新たな支援を仰ぐほかない。合意を促す各国からの圧力も強まっている。危機収束へぎりぎりの交渉が続いた。

 菅官房長官「早い解決を」

 「財政は危機的状況にあり、わが国は緊急事態に直面している」。IMFへの債務16億ユーロ(約2200億円)の返済期限を目前に控え、ギリシャのチプラス首相は声明を発表し、EU側に新たな支援を要請した。

 「扉はまだ開いている」(ドイツのメルケル首相)と秋波を送り続けてきたEU側は急転直下の合意を期待して6月30日夜(日本時間1日未明)に臨時の電話会合を行ったが、ギリシャは支援条件の財政緊縮策を拒否。最悪の事態を回避できなかった。

支援打ち切りというEU側の「兵糧攻め」

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