ギリシャの世論調査では多数の国民が「ユーロ圏残留を望む」と答えている。ギリシャ国民が再建策を受け入れれば、6日以降にEUとの協議が再開される見通しだが、ECBへの国債償還などが今月中に控えており、支援策をまとめる時間は少なくなっている。
一方、ギリシャの銀行は資本規制の導入で、預金の流出が抑えられている。このためECBは1日の理事会で、国民投票までは緊急支援枠を変更しないとみられる。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪「国を滅ぼす」 投票控え割れる世論≫
EUが求める財政緊縮策への賛否を問うギリシャの国民投票。チプラス首相の思惑通りに国民が反対を選択すると財政破綻の恐れが強まり、「ユーロ圏離脱」の可能性も現実味を増す。賛成なら首相は辞任する意向で、政局混迷は不可避だ。国民投票で対EU協議の行き詰まりの打開を狙う首相の“賭け”は国民を翻弄している。