内務省の推計では、国民投票の実施費用は約2000万ユーロ(約27億3000万円)。経済が苦境に追い込まれる中「投票につぎ込む金があるなら、国民を救ってくれ」と怒りの声も上がる。
世論調査によると、6月29日に銀行休業で市民生活が打撃を受けた後に賛成が増えたものの、反対がややリード。ただ、7月2日に公表された別の世論調査結果では賛成が47%、反対43%と拮抗している。
「最も恐れているのは国民が2つに割れることだ」。投票実施に否定的な北部テッサロニキ市のブタリス市長は6月30日、アテネでの市民集会で演説し「国民投票は国を破滅させるだけだ」と警告した。チプラス首相は29日にテレビ番組に出演したが「投票の結果、ギリシャはどうなるか」との問いに明確に答えなかった。(共同/SANKEI EXPRESS)